株式会社斉藤総業

健康経営の取り組み事例

建設業界でもできる!社内に意識変革を起こした斉藤総業の健康経営

「建設業界だから無理だ!」と言っていては何もはじまらないという想いから、取り組みはじめた働き方改革が結果として健康経営につながっていたという株式会社斉藤総業。
課題となったのは施策を実行することよりも「会社全体の意識改革」だったそうです。きつい、汚いというイメージがある建設業界でもしっかりと取り組めば従業員が働きやすい環境を整えることができると断言する株式会社斉藤総業の健康経営についてお話を伺いました。

株式会社斉藤総業

本社所在地
千葉県
業種
建設・土木業
従業員
11名
体制
健康経営担当役員1名

グッピーヘルスケア導入の目的・背景

従業員の運動機会の増進のため

グッピーヘルスケア導入の決め手

歩数を計測することにより自分の運動量を自覚することができる
スマホで健康行動に応じてポイント獲得ができてゲーム感覚で取り組むことができる

グッピーヘルスケア導入後の成果

健康診断の再検査の対象者が0に!
従業員がポイントを競争し、健康行動を競うようになった
BMIが改善する社員がいたり、自分の運動量を気にするようになった。

目次
  1. 知らず知らずのうちに取り組んでいた健康経営
  2. 健康経営優良法人の認定取得
  3. グッピーヘルスケアの検討理由
  4. グッピーヘルスケア導入の決め手
  5. グッピーヘルスケア導入後の成果
  6. 今後の目標

知らず知らずのうちに取り組んでいた健康経営

健康経営優良法人取得の背景について教えていただけますでしょうか?

斉藤総業では、健康経営には知らず知らずのうちに取り組んでいたというのが実情です。元々、健康経営優良法人という制度も知らなかったのですが、働き方改革には数年前から取り組んでいました。

健康経営優良法人の認定を取得した初年度は「働き方改革として取り組んでいたことをそのまま申請したら取れちゃった」というのが正直な感想です。

では働き方改革に取り組んだ背景から教えていただけますでしょうか。

私(担当者:中尾様)は、情報収集のためによくセミナーに参加します。その中で、働き方改革に関するものもいくつか受講しました。

働き方改革に関するセミナーに参加して思ったことは「いつか法律などで働き方に関する規制が厳しくなっていくだろうな、世の中のスタンダードが変わっていくだろうな」ということです。

法律で規制されるようになってから、対応していたのでは遅い、早い段階で対応していこうと思いました。また建設業界はどうしても、そういった働き方に関する事柄がいい加減になっているイメージがありますが、少なくとも斉藤総業ではそういったものを払拭(ふっしょく)したいという想いもありました。

働き方改革では具体的にはどのような施策を行ったのでしょうか。

施策よりも一番大変だったことは、「会社全体の意識改革」です。

現在の斉藤総業では、1年の年間休日カレンダーを毎年8月に作成・公表しています。 大分昔の話になりますが、GWやお盆、年末年始の休日についても1週間前になって知る者もいました。

これまでの建設業界では、お休みは最低限、「有給って何?」といった感じで、あらかじめ予定の立てづらい状況でした。しかしそれでは従業員も直前まで休日の予定が立てられない。そこでまずは1度試しにGWの休日予定を事前に決めて発表しました。

これは、従業員からさえ反発がありました。「連休前に仕事が溜まっていたらどうするのか?」と。ですが、ここは1度試してみようと実行しました。

そうすると意外とトラブルもなく休めたのです。従業員も予定が立てられて予想以上に良かったという感想を得ることができ、それからは8月に1年間の休日カレンダーをあらかじめ立てるように範囲を広げました。

担当として施策を導入するのは簡単ですが、それ以上に大切なことは「会社全体の意識改革」を行うことだと思います。
また年間休日カレンダー以外には、

  • 勤怠システムの導入により、直行・直帰でも遠隔で勤務時間を打刻可能に
  • 固定残業代制度を導入
  • 過度な残業を減らすため、残業の多い社員とは面談を行い、業務の効率化をバックアップする

ということを行いました。
とくに固定残業代制度を導入したところ従業員の残業時間が大幅に下がりました。「やればできるじゃないか(笑)」と思いました。

健康経営優良法人の認定取得

初年度の健康経営優良法人の認定取得について教えてください。

健康経営優良法人の認定制度を知る前から独自に健康経営には取り組んでいました。

健康経営優良法人の認定申請を出す2か月前まで健康経営という言葉も知りませんでした。最初に生命保険会社から「健康経営宣言」を勧められました。

健康経営宣言をするために協会けんぽの方とお話をしている中で、斉藤総業であればすでに数多くの取り組みを行っているので、健康経営優良法人の認定取得も可能ではないかと打診されました。

すでに認定申請の締切の1か月前でしたが、半分ダメで元々と思い申請しました。すると健康経営優良法人の認定を取得することができました。

具体的にはどのような施策を行っていたのですか?

健康診断の受診率は100%を継続しています。また、特定保健指導の対象者に関しても、従業員任せでは受けません。特定保健指導の通知が来たら、指導時間も勤務時間と認め、日程を決めて事務所で保健指導を受けてもらいます。
※ただ現在はグッピーヘルスケア導入などの効果もあり、再検査の従業員はいなくなりましたが。

それ以外に事業所での禁煙、バーベキューなどのイベント、会社全体で全国穴掘り大会(最大の穴掘りチャンピオンシップとしてギネス認定)への参加などを行っていました。また、新型コロナウィルスが発生する前からインフルエンザ対策として、マスク着用やアルコール消毒には力を入れており、事務所には常に常備していました。
これは余談で健康施策というわけではないですが、年始の挨拶周りの年賀品として当時はインフルエンザ対策でしたがマスクを配っていました。

グッピーヘルスケアの検討理由

認定を取得した上でグッピーヘルスケアの導入を検討した理由を教えてください。

グッピーヘルスケアの導入の検討理由は運動機会の増進のためです。

健康経営優良法人の認定取得をきっかけに、健康経営もよりレベルアップして取り組もうと思いました。その中で、会社で所有している自動販売機のラインナップに特定保健用食品(トクホ)の飲み物を導入するなどを行っていました。運動や食事に関する健康情報は毎月社内回覧で発信していました。しかし実感できるほどの効果は得られていませんでした。

社内でランニングマシンを導入しようかと考えたこともありますが、利用されずオブジェになってしまうだろうなということが容易に想像がつきました。

そんなことを考えていた時に、グッピーヘルスケアの存在をDMで知りました。そのDMを見た瞬間に「求めていたものはこれだ!」と思いました。

グッピーヘルスケア導入の決め手

グッピーヘルスケアの導入の決め手を整理すると以下のようになると思います。

  1. 人間が日常的に行う「歩く」活動の計測ができて意識づけができること
  2. 健康活動に応じてポイントが獲得でき、貯めたポイントをAmazonギフトカードで還元可能なこと

従業員に「運動しろ!」といくら口を酸っぱく言ったとしても変わらないことは健康情報を毎月回覧するなかで感じていました。しかも体を動かす業務も多い中、ジムでの運動やランニングを追加で行うことはハードルが高いと思います。しかし「歩く」ことであれば日常的に行えるから取り組みやすいだろうと感じました。

そして実際に取り組んだらポイントが付くということであればポイント欲しさ、あるいはポイントが付く面白さで利用する従業員もいるだろうと思いました。

グッピーヘルスケアの活用方法

グッピーヘルスケアを導入した甲斐もあってか、健康診断の再検査の対象者は0になりました!

また社員同士でポイントランキングで誰が1位かということもよく話しています。ポイントを気にしているということは巡り巡って健康を気にしてくれている、、ハズだと思っています(笑)

導入して約半年がたちますが、「導入して間違いはなかった」と思っています。

前述の特定保健指導の対象者0もそうですが、親族の状況などから自分も健康に気をつけないとなと思っていた従業員がグッピーヘルスケアを導入したことを機に目に見えて自分の健康に注意を払うようになり、BMIが適正値になったと嬉しい報告をくれました。

また自分の歩数がわかるというのは、自分が日々どれだけ動いているか、あるいは動いていないかがわかるというのはとてもいいことだと感じています。

コロナの状況下では、どうしても外出を自粛したり、運動量が落ちてしまいがちですが、歩数カウントを見て、自分がどれだけ動いていないか自覚でき、対策ができる効果は個人的には大きいと思っています。

例えば私(担当:中尾様)は、今日は歩いていないなという日は、事務所の1Fではなく2Fのトイレを利用して、少しでも階段の昇り降りを増やすなど、グッピーヘルスケアのおかげで気をつけられるようになっています。

今後の目標

今後はブライト500も目指してはいます。しかし、ブライト500の認定取得のために従業員が働き辛くなってはいけません。

働き方改革にしろ健康経営にしろ、斉藤総業として取り組んできたのは「企業として従業員を支える体制・制度をしっかりと整える」ということです。建設業界はどうしてもきつい汚いとか制度面が整っていないイメージがあります。

もちろん業界の事情で対応が難しい事柄があることも事実です。しかし「建設業界だからウチは無理!」といっていたら何も始まりません。建設業界だってキチンと取り組めばできるということを証明したいと思い、これまで取り組んできました。

これからは、継続して健康経営に取り組むのと同時により社外にも発信していき、斉藤総業のお客様、あるいは将来入社してくれるかもしれない若い方々にしっかりした会社だなと認識してもらえればと思っています。

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